Posted by Unknown at 13:58
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今回はSignの歌詞解釈です。この曲も人気が高く、バラードとしては物凄く完成度が高い曲ですね。では歌詞解釈をしていきましょう。届いてくれるといいな 君の分かんないところで 僕も今奏でてるよ
育たないで萎れてた新芽みたいな音符(おもい)を 二つ重ねて鳴らすハーモニー
これは僕の君に対して想いが届くことを願っているのと同時に、君も同じように僕に対して想ってくれてるといいな。そうすれば2人の想いが重なってハーモニーとなる。という意味です。
「ありがとう」と「ごめんね」を繰り返して僕ら 人恋しさを積み木みたいに乗せてゆく
このあたりは日常生活のありふれたシーンを詩にしたのでしょうね。ありがとうとごめんねを積み重ねていくことで、愛を育むということです。
にしてもその「愛を積み木みたいに乗せてゆく」のところは秀逸ですよね。積み木って乗せすぎると(愛が行き過ぎる)崩れるので、そのあたりも気をつけなきゃいけないというメッセージも込められているのでしょうか。
ありふれた時間が愛しく思えたら それは”愛の仕業”と小さく笑った
君が見せる仕草 僕に向けられてるサイン もう 何ひとつ見落とさない
そんなことを考えている
ここの歌詞は本当にいいですね。純愛です。君といる時間が楽しくて愛しい。それは愛の仕業と笑う。ただそういった仕草は日常の中に埋もれていたり、時には見逃してしまうこともある。だからこそ君のサイン(想い)だけは見落とさないようにして過ごしていこうという意味です。
たまに無頓着な言葉で汚し合って 互いの未熟さに嫌気がさす
でもいつかは裸になり甘い体温に触れて 優しさを見せつけ合う
若い男女の話なんでしょうね。精神的にまだ未熟だからお互いを非難したり、罵ることもある。けどいつかは裸になってあの行為ですね。それをすることによって愛を確かめ合うっていうことを書いています。
似てるけどどこか違う だけど同じ匂い 身体でも心でもなく愛している
ここは本当に深いですね。色々考えられそうです。
筆者が考えたのは、似てるけどどこか違うは、価値観や共通しているところはある(似てる)けど、お互いに違う部分(自分には持っていないものをお互い持っている)がある(どこか違う)。でも身体でも心でもなく愛しているは愛を超えて、本当に家族のような感じで愛している。という意味だと思いました。
僅かだって明かりが心に灯るなら 大切にしなきゃ と僕らは誓った
めぐり逢った すべてのものから送られるサイン もう 何ひとつ見逃さない
そうやって暮らしてゆこう
ここは少しだって自分たちの中に響くものだったり、感動するものがあったならば(=明かり)、大切にしなきゃならない。
そしてそういったものは日常のすべてのものからきっと送られていて、自分たちが受け取(=見逃さなけ)れば、自分たちにとってプラスで日常に明かりが灯るように明るさをもたらしてくれるはずだ。だからサインを見逃さず暮らしてゆこうという意味です。
緑道の木漏れ日が君にあたって揺れる 時間の美しさと残酷さを知る
桜井さんは本当に美しい歌詞を書きますよね。木漏れ日の光が君に当たって揺れる。その光景はとても美しいし、見ていたいけど、でもその時間がいつまでも続くわけではない。時間は有限だから(=残酷)、何ひとつ見逃さないに繋がるんですね。
残された時間が僕らにはあるから 大切にしなきゃと 小さく笑った
君が見せる仕草 僕を強くさせるサイン もう 何ひとつ見落とさない
そうやって暮らしてゆこう そんなことを考えている
ラスサビです。1番言いたいことをここに持ってきたんでしょうね。
「残された時間が僕らにあるから 大切にしなきゃと 小さく笑った」
時間はまだあるから色々なことをもっと大切にしていかないといけない。
それは君の仕草、君と過ごす時間など。 だけどいつまでも君といる時間が続くわけじゃないから、サインを見落とさないようにして過ごそう。
そうやって暮らしてゆこう と考えている というわけですね。
Signは私たちが日常で忘れがちなことを思い出させてくれる曲ですね。
時間は大切だから愛する人と過ごす時は大切にしなきゃいけない。そんな曲だと思います。
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